● 2025.06.06 お知らせ

国際海事展「バリシップ2025」に出展しました

SRC(一般財団法人日本造船技術センター)は、西日本最大の国際海事展「バリシップ2025」(会期:5月22日~24日)に今回初めて出展しました。本展示会は、2009年にスタートして以来回を重ね、今回で第9回目の開催となります。
今回は、24の国と地域から約380社が出展し、国内外の造船・海運関係者が一堂に会する大規模なイベントとなりました。

当センターの展示ブースでは、船舶設計・建造監理、政府開発援助(ODA)を通じた海外協力、外国政府の海事行政職員に対する国際条約に関する研修など、当センターが行う多岐にわたる活動や最新技術を紹介しました。また、光ファイバーを用いたFBG(Fiber Bragg Grating)圧力センサを展示し、多点同時測定の仕組みを来場者に体験いただいたほか、センサの利用例や実船における圧力計測、大容量のFBG圧力センサの紹介など、当センターの光学計測技術の応用例を説明しました。

会期中、ブースには国内外から多くの方々が来訪され、特に技術者や業界関係者がFBG圧力センサの実演展示に強い関心を示し、熱心に質問される様子が見られました。また、船舶の基本設計・建造監理業務に関する展示パネルや紹介ビデオも注目を集め、造船・舶用機器メーカー殿とのネットワークを広げる貴重な機会となったほか、最終日の一般公開日には市内の小中学生やご家族など多くの方々とふれあう機会もあり、ペーパークラフトや海事業界の解説動画を通じ、これら若い世代に向けた造船・海運業界のPRも積極的に行いました。

(SRCブースでのご説明の様子)

当センターは今後も、海事分野に関わるお客様が直面する課題に対し、幅広い知見と経験を活かした技術コンサルタントとして、お客様とともにビジネスの未来を切り拓いてまいります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

(企画室・総合コンサルティング事業室)