メガフロートの特徴
メガフロートの構成と構造
メガフロートの動揺特性
漂流防止策
地震対策

 21世紀を迎え、わが国では豊かな住みよい社会を目指して、港や空港、発電所などの社会資本の整備が急がれています。しかし、これらの適地を陸上に求めることは、もともと狭いうえに高度利用が進んだわが国では難しくなっています。したがって用地を海上に求めることが多くなってきていますが、埋め立てに適する海域は、年々少なくなり、干潟の保全など環境への関心の高まりもあって、用地確保は、ますます困難となっているのが実情です。
 また、阪神・淡路大震災の例を見るまでもなくわが国は、地震国であり、公共性の高い施設ほど、地震フリーの構造が求められています。

このようなニーズに応える、新工法・新技術の開発を目的に、メガフロート技術研究組合が設立され、平成7年4月から3年間メガフロートの基本技術の開発を行い、さらに、平成10年4月からの3年間、フェーズ2として実用レベルの技術開発が行われました。現在、これらの技術は一般財団法人 日本造船技術センターに移管され、各種プロジェクトの実現と更なる技術の深化を目指し活動を続けています。

※ 「メガフロート」という名称は、「巨大、超大型」を意味する"Mega"と「浮体、浮体式構造物」を表現する"Float"を合成して造った、造語です。超大型浮体式構造物という意味です。

メガフロートの特徴
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